論語【為政第二】26. 孔子先生の人間観察術

子(し)曰(いわ)く、其(そ)の以(もっ)てする所(ところ)を視(み)、其(そ)の由(よ)る所(ところ)を観(み)、其(そ)の安(やす)んずる所(ところ)を察(さっ)すれば、人(ひと)焉(いずく)んぞ廋(かく)さんや、人(ひと)焉(いず)くんぞ廋(かく)さんや。

孔子先生はこのようにおっしゃった。「その人の行動を見て、どのような動機でそうしたのかを推し量り、どのような結果に安心するのかをよく観察すれば、その人の人となりは隠しようがない、人となりは隠しようがない。」

  • 視(み):神棚に手を合わせるように心をすまして見る
  • 観(み):祭礼の最中に、天をあおぎ見るように見る
  • 由(よ)る所(ところ):これまでの経歴、あるいは行為の動機
  • 安(やす)んずる:安心する
  • 察(さっ):心の中までおしはかって観察する