論語

為政第二

論語【為政第二】36. 自発的な社員を育てるには

本日の質問者は、孔子先生の祖国である魯(ろ)の家老、季康子(きこうし)さんです。孔子先生に、国民が目上を敬い、しかも自発的であるにはどうしたらよいのか、と国家運営に切実な質問をしています。孔子先生は、まず尊敬してもらうには目上の者がきちんと...
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論語【為政第二】35. 正しい人を抜擢する

本日の質問者は、魯(ろ)の国の君主である哀公(あいこう)。孔子の晩年の君主で、孔子は各国に弟子として放浪していた時期が長かったので、魯に仕えたのは若いときと晩年のみ。哀公は生まれた年が不肖であるため、孔子との年齢差は分かりませんが、哀公が即...
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論語【為政第二】34. 職を得るには

弟子の 子張(しちょう)は、どうすれば仕官できるのかな?と考えながら学びをすすめています。というか学ぶ目的が仕事を得ることのようです。子張(しちょう)は孔子一門の最年少の若い弟子で、才気ばしって仁には少々欠け、やりすぎ傾向があると孔子先生や...
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論語【為政第二】33. 物事を知るとは

孔子先生の弟子で、論語に登場最多の子路(しろ)に孔子先生が「知るとは何か」を教えます。子路は、その軽率さを孔子先生にとがめられる場面もありながら、武勇に優れ率直な人柄で、この章句でも「由(ゆう)」と呼ばれているのは字(あざな)の子路ではなく...
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論語【為政第二】32. 本物を学ぶ

孔子先生は、「異端」を学んでも害があるだけだから、やめておきなさいとおっしゃいます。では、異端とは何のことでしょうか?孔子先生の時代は諸子百家で様々な教えがある中で、儒学の学統をまずは本道として重視すべきだよ、というガイドラインを与える意味...
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論語【為政第二】31. 学んだら自分で考える

AIが利用されるようになり、何が真実だか分かりにくくなったと言われていますが、孔子先生の言葉から、真実は二千五百年前から自分で考えて獲得するものだったと分かります。お釈迦様の言葉にも「自灯明(じとうみょう)、法灯明(ほうとうみょう)」とあり...
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論語【為政第二】30. 人との付き合い方に人格があらわれる

立派な人は公平な目で広く多くの人を見て、立派な人を友人にするのに対し、人格のできていない人は利害のあう人や感情的に好きな人とだけ利害や感情で付き合う、と孔子先生。「人との付き合い方」にその人の人格があらわれるというのが人間関係の達人、孔子先...
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論語【為政第二】29. 言葉より行動

弟子の子貢(しこう)が、孔子先生に立派な人とはどんな人なのか質問しています。子貢は孔子先生とは親子ほども年の違う若い弟子ですが、複数の国の外交官を歴任するほど弁が立ち、三千人も弟子のいる孔子一門でもっとも裕福だったと言われるほど商才もあった...
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論語【為政第二】28. 自分の可能性を広げる

子(し)曰(いわ)く、君子(くんし)は器(き)ならず。孔子先生はこのようにおっしゃった。「りっぱな人とは、一つの分野だけに秀でた人を言うのではない。」君子:りっぱな人器(き):器(うつわ)、道具、機械のこと。その用途だけにしか使えないから、...
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論語【為政第二】27. 古典を今に活かす

子(し)曰(いわ)く、故(ふる)きを温(あたた)めて新(あたら)しきを知(し)れば、以(もっ)て師(し)為(た)る可(べ)し。孔子先生はこのようにおっしゃった。「古典を繰り返し読んで、そこから新たな発見ができるようになれば、人に教えることが...