voicy東洋思想講座

論語

論語【述而第七】154. 孔子先生の考える人の理想の境地

孔子先生は、人はある程度の年齢に到達するころには、人として正しい道に自然と心が向かい、またもともとは天から授かり、それまでの人生で修養してきた自らの徳をよりどころとし、判断に迷うことがあれば他者にとってどうか、といった観点を常に最重要視し、...
公冶長第五

論語【公冶長第五】117. 自分をつくらない

孔子先生は、表面的に上手くものを言うこと、つくりものの表情、見せかけの礼儀正しさは恥ずかしいとおっしゃいます。また、本当は心に怨みを持っているのに、それを隠して友として付き合うことも恥ずかしいと。心の底から思うことを大切に、素直に生きること...
論語

論語【里仁第四】91. 感謝の人間関係は人生の喜びをつくる

孔子先生は、徳のある人は孤立することがなく、かならず共鳴する隣人が現れるとおっしゃいます。徳とは自己の最善を他者に尽くすことで、するとありがとうの人間関係ができるから、周囲に協力者、支援者がいつも必ずいる状態になるというのです。感謝の人間関...
論語

論語【里仁第四】78. 利益を得るプロセスが大事

利益の「利」はのぎへんに刀でできた漢字です。穀物を刃物で刈り取るので「鋭利」という意味があり、また収穫を得るので利益、もうけといった意味があります。穀物を刈るとは、考えてみると、土を耕し、種をまいて、苗から穀物を手塩にかけて大切に育てるとい...
そのほか

中庸【第一段 第一節】天の命ぜるこれを性という

「天の命ぜるこれを性という」の天は、宇宙の万物を創造する大元気である天のこと。誰しも生まれてくる前、天との間でこのようなやりとりがあったと想定されます。わたし今度、生まれることになったんですが。。。そうか、何に生まれる?そうだ。猫なんかどう...
八佾第三

論語【八佾第三】53. 自己の向上は自分でする

孔子先生は、ご自身の出身地である魯(ろ)のお隣の国、衛(えい)を訪問しています。その衛の実力者である王孫賈(おうそんか)さんが、「奥の神棚よりかまどの神様のご機嫌をとれとはどのような意味でしょうか?」と孔子先生に質問します。 当時の諺の意味...
八佾第三

論語【八佾第三】47. 人と争わない

孔子先生は、立派な人は、人を争うということをしない、といいます。もし争うとしたら弓の試合くらいだと。でも矢を的に当てることを競うという意味はないようです。お互いに両手を前にして礼をして、「お先にどうぞ」と譲り合って射場へ昇り、試合が終われば...
為政第二

論語【為政第二】 17. リーダーは徳でマネジメントする

子(し)曰(いわ)く、政(まつりごと)を為(な)すに徳(とく)を以(もっ)てするは、譬(たと)えば北辰(ほくしん)の其(そ)の所(ところ)に居(い)て、衆星(しゅうせい)の之(これ)に共(きょう)するが如(ごと)し。孔子先生はこのように言っ...
学而第一

論語【学而第一】 16. 人に気をつかう

漢文と書き下し文子曰、不患人之不己知、患不知人也。子(し)曰(いわ)く、人(ひと)の己(おのれ)を知(し)らざるを患(うれ)えず、人(ひと)を知(し)らざるを患(うれ)う。現代語訳孔子先生はこのように言った。他の人が自分のことを知らないとい...
学而第一

論語【学而第一】 15. 自分磨きは「切磋琢磨」

漢文と書き下し文子貢曰、貧而無諂、富而無驕、何如。子曰、可也。未若貧而樂、富而好禮者也。子貢曰、詩云、如切如磋、如琢如磨、其斯之謂與。子曰、賜也、始可與言詩已矣。告諸往而知來者。子貢(しこう)曰(いわ)く、貧(まず)しくして諂(へつら)うこ...