言葉のつかい方

述而第七

論語【述而第七】165. 伝統を重んじ神に通じる言葉を話す

孔子先生は、普段は出身地魯の方言でお話をされていました。しかし詩経や書経についてお話されるとき、また儀式を執り行うときには雅言(がげん)と言われる伝統的な標準語でお話され、格式を示されました。祝詞のように神に通ずる言葉がみやびな言葉、雅言で...
公冶長第五

論語【公冶長第五】117. 自分をつくらない

孔子先生は、表面的に上手くものを言うこと、つくりものの表情、見せかけの礼儀正しさは恥ずかしいとおっしゃいます。また、本当は心に怨みを持っているのに、それを隠して友として付き合うことも恥ずかしいと。心の底から思うことを大切に、素直に生きること...
公冶長第五

論語【公冶長第五】102. 言動不一致では心が朽ちる

門人の宰予(さいよ)が昼寝をしているところを目撃した孔子先生は、「心がぼろぼろでは人間を磨くことはできない、おまえのような者に小言を言っても無駄だ」とお怒りです。さらに、「今までは言うからにはやっていると思っていたのに、今はもう見ないと人を...
公冶長第五

論語【公冶長第五】97. 言葉数が多いのは危うい

ある人が孔子先生の弟子の雍(よう)さんのことを評して、「雍さんは仁者だけれども、残念なことに話すのが上手くない」と言うと、孔子先生は、「なぜ上手く話す必要があるのか。人と言い争って言葉巧みに相手を打ち負かしてしまえば、人に憎まれることもある...
論語

論語【里仁第四】90. 言葉の巧みさより行動の迅速さ

孔子先生は言葉巧みであることを評価しません。それよりも、行動が敏速であることがりっぱな人の条件です。「巧言(こうげん)令色(れいしょく)、鮮(すくな)いかな仁(じん)」(【学而第一】3. 本音で話す)、「先(ま)ず其(そ)の言(げん)を行(...
未分類

論語【里仁第四】89. 自制の念をもって失敗を避ける

ひかえめにしていて失敗することは少ない、と孔子先生はおっしゃいます。例えば言葉が多すぎること、おごり高ぶった態度、分不相応な買い物などの行動は失敗の原因になりやすいですが、そういったことに自制の念を持ち、何か言いたくても我慢し、謙虚な態度で...
老子 道徳経

老子【虛無第二十三】調和してしなやかに生きる

Photo by Greg Rakozy言葉少なく、おだやかにしなやかにあることこそ、自然の在り方と調和して生きる道だと、老子は語ります。宇宙の根源である「道」と共に生きる人に出会えば、自分もまた「道」を生きる者としてその人と心を通わせ徳の...
為政第二

論語【為政第二】34. 職を得るには

弟子の 子張(しちょう)は、どうすれば仕官できるのかな?と考えながら学びをすすめています。というか学ぶ目的が仕事を得ることのようです。子張(しちょう)は孔子一門の最年少の若い弟子で、才気ばしって仁には少々欠け、やりすぎ傾向があると孔子先生や...
為政第二

論語【為政第二】29. 言葉より行動

弟子の子貢(しこう)が、孔子先生に立派な人とはどんな人なのか質問しています。子貢は孔子先生とは親子ほども年の違う若い弟子ですが、複数の国の外交官を歴任するほど弁が立ち、三千人も弟子のいる孔子一門でもっとも裕福だったと言われるほど商才もあった...
学而第一

論語【学而第一】 13. 有言実行には道理が大切

有子(ゆうし)曰(いわ)く、信(しん)、義(ぎ)に近(ちか)ければ、言(げん)復(ふ)む可(べ)きなり。恭(きょう)、礼(れい)に近(ちか)ければ、恥辱(ちじょく)に遠(とお)ざかる。因(よ)ること其(そ)の親(しん)を失(うしな)わざれば...