生き方

老子 道徳経

老子【辯德第三十三】足るを知る者は富む

他人を見抜く能力がある人には知恵があるけれど、実は己を知るのはもっと難しく、それができる人こそ明哲である、と老子は言います。他人との競争に勝つことのできる人には権力や能力など外界を動かす力があるけれど、実はそれより難しいのが己に勝つ、克己で...
論語

論語【雍也第六】130. 始める前に諦めるな

高弟の一人である冉求が、「先生の教えの素晴らしさは分かっています。でも、私にはその教えを本当に生き抜くだけの力がありません。」と弱音を吐きますと、孔子先生は、「力のない者は挑戦しても途中でやめることにはなるだろう。しかしお前は今、やってみる...
論語

論語【雍也第六】127. 共感できない上司には仕えない

魯国で君主以上の権勢を誇る季氏(きし)が、孔子の弟子の閔子騫(びんしけん)のところに使者を使わして閔子騫を自分の領地の役人に任命しようとしています。孔子の教えを受けて礼を重んじる閔子騫は、君主以上の権勢をふるう季氏には懐疑的です。そこでこの...
公冶長第五

論語【公冶長第五】120. 孔子先生は学びを好む

家十軒の小さな村にも自分と同じくらい誠実に生きている人はいるだろうけど、私ほど学を好む人はいない、と孔子先生はおっしゃいます。孔子先生の学とは、「大学の道は明徳を明らかにするにあり」でしょう。学びとは、自分が天から得て生まれてきた人間性、天...
公冶長第五

論語【公冶長第五】119. 上手く行かないときは内省して自分が変わる

孔子先生が自己を向上させる秘訣を教えてくださっています。それは、自分の失敗はしっかりと見つめ、自分の何が悪かったのかを内省により明らかにして、二度と繰り返さないこと。失敗は向上の絶好のチャンス。「仕事は、辞めたいときが伸びるとき」は我が師、...
公冶長第五

論語【公冶長第五】118. 志とはあなたの心が向かうところのこと

本日の章句では孔子先生、顔淵、子路という論語の主要登場人物が、それぞれの志を語っています。子路の志:車や馬などの乗り物や軽くて暖かい皮の上着などの衣服を朋友と共有し、使い古してダメになっても何とも思わないこと。顔淵の志:善を行って自慢しない...
公冶長第五

論語【公冶長第五】117. 自分をつくらない

孔子先生は、表面的に上手くものを言うこと、つくりものの表情、見せかけの礼儀正しさは恥ずかしいとおっしゃいます。また、本当は心に怨みを持っているのに、それを隠して友として付き合うことも恥ずかしいと。心の底から思うことを大切に、素直に生きること...
公冶長第五

論語【公冶長第五】116. 正直者はとりつくろわない

正直であるためには、とりつくろったらいけないと孔子先生はおっしゃいます。自分が持っていないものを人から請われたら、無いものは無い、知らないものは知らないと言うことも大切です。The Honest Don’t PretendConfucius...
公冶長第五

論語【公冶長第五】115. 悪事を諫めても根に持たず、人は怨まない

伯夷(はくい)・叔斉(しゅくせい)は古代中国の高名な隠者の兄弟で、周の武王が主である殷の紂王を討ったことを諫め、周の穀物を食べることを恥として山に隠棲し、餓死しました。孔子先生は伯夷と叔斉は、過去の悪事を根に持つことはなく、悪事を諫めてもそ...
公冶長第五

論語【公冶長第五】113. 愚直に信念を生きる

孔子先生は、ご自身が生きた時代の約1世紀前の隣国、衛の政治家であった甯武子(ねいぶし)の生き方を評価しています。政治が正しく行われている間は活躍しましたが、国政が乱れた時代は一線を退き、周囲からは愚かと評価されても愚直に自分の信念を貫きまし...