仁とは

雍也第六

論語【雍也第六】141. 知者は水を楽しみ仁者は山を楽しむ

孔子先生は知者は流れる水を、仁者は動くことのない山を楽しむとおっしゃいます。流れる水は無常観、あるいは時流や流行、動くことのない山は原理原則。知者は変化しつづけるこの世で活動することを楽しみ、原理原則を大切にする冷静な仁者は長命を得るといい...
論語

論語【雍也第六】125. 自他非分離の仁は継続が大事

孔子先生は、他への慈愛、思いやりを示す「仁」は継続が大事だと言います。1日だけ、1ヵ月だけなら頑張ればできる人もいるけれど、長く継続することは先生の弟子たちにもなかなかできません。唯一の例外が顔回で、三か月の間、仁の心を継続したと先生に評価...
公冶長第五

論語【公冶長第五】111. 子張、仁を探究する

いつも孔子先生に興味深い質問をしてくれる弟子の子張(しちょう)さんが、今日は先生に「仁」についておうかがいしたいと考えています。そこで他国の政治家二人の行動を例にとってその人が仁者といえるのかを質問しますが、孔子先生はいずれも「わからないが...
公冶長第五

論語【公冶長第五】104. 仁とは自他非分離の思いやり

弟子の子貢(しこう)が、「私は、自分が人からされたら嫌なことは、私も人にすることのないようにしたいです」と言うと、孔子先生はなんと、「おまえにはまだ無理だな」とおっしゃいます。弁節が巧みな子貢は、孔子先生が大切にしている仁を自分も実践をした...
公冶長第五

論語【公冶長第五】100. 三人の弟子は仁者であるかわからない

孔子先生は、親交のあった魯の大夫の孟武伯(もうぶはく)から、先生の三人の弟子は仁者ですかと質問を受けます。先生は、子路(しろ)は大国の軍事大臣、冉有(ぜんゆう)は村長さんか大夫の執事、公西赤(こうさいせき)は朝廷で外国からの賓客対応ならでき...
論語

論語【里仁第四】72. 仁は、自発性を持って自分でやる

孔子先生は、仁を好む人、不仁を憎む人をなかなか見ない、とおっしゃいます。その一方で、一日だけ仁を実践する能力のない人も見たことが無い、と。仁とは思いやり、他に奉仕する心、天地の間に自分と同じように命を受けているものへの連帯感。仁の実践は誰に...
論語

論語【里仁第四】71. 片時も仁を忘れない

身分の低い巫女のシングルマザーの下で育った孔子先生は貧しく育ち、社会の底辺にいる人たちのやるせなさを憎んでいます。そこから抜け出すチャンスを望んで学び、克己により自己を確立したのが孔子先生の人生ともいえます。儒家はお金持ちになること、高い身...
論語

論語【里仁第四】70. 仁を志せば嫌なことはなくなる

孔子先生は、本当に仁を志せば、嫌なことがなくなってくるとおっしゃいます。どんな意味でしょうか?中国明代の儒学者である王陽明は「万物一体の仁」といいました。仁は他への愛情、思いやりですがそれは天地の間に自分と同じように生命を受けたものとつなが...
論語

論語【里仁第四】69. 仁であれば公平になる

仁のある人だけが、善い人悪い人を公平に峻別することができるのだと孔子先生はおっしゃいます。自分ファーストでは判断が歪んでしまうので、公平無私であれば、他者の思惑もよく見えるということでしょう。仁というのはただ他者に愛情をかけるということでは...
論語

論語【里仁第四】68. 心の安定は仁の実践から

論語で一番大切なのが「仁」。仁とは、連帯感。多くの人のよろしきを考えて、そのために働くこと。孔子先生は、仁のない人は、貧乏に長くは耐えられないし、お金持ちになっても長続きしないとおっしゃいます。一方、仁を実践している人は心が安定していて、知...