論語【里仁第四】69. 仁であれば公平になる

仁のある人だけが、善い人悪い人を公平に峻別することができるのだと孔子先生はおっしゃいます。

自分ファーストでは判断が歪んでしまうので、公平無私であれば、他者の思惑もよく見えるということでしょう。仁というのはただ他者に愛情をかけるということではなく、えこひいきがないことが重要なんですね。

漢文と書き下し文

子曰、唯仁者能好人、能惡人。

子(し)曰(いわ)く、唯(ただ)仁者(じんしゃ)のみ能(よ)く人(ひと)を好(この)み、能(よ)く人(ひと)を悪(にく)む。

現代語訳

孔子先生はこのようにおっしゃった。「仁のある人だけが、公平に好むべき人、憎むべき人を見分けることができる。」

解説

  • 仁者は良い人、嫌な人の判断が的確。