論語【述而第七】167. 才能よりも学びつづけることが大切

孔子先生は、自分は生まれながらの天才とか賢人とかではない、ただ古典を愛好し、そこから得た気づきはすぐに実践し、学びを探究してきた者だ、とおっしゃいます。もともと才能があったということではなく、学びと実践を繰り返し、継続することで今の自分があると考えていらっしゃるのですね。

Learning Continuously Is More Important Than Talent
Confucius explains that he was not born a genius or a sage, but simply someone who loved the classics, swiftly put into practice the insights he gained from them, and devoted himself to learning. He did not see himself as naturally gifted; rather, he believed that who he became was the result of continuous learning and repeated practice.

漢文と書き下し文

子曰、我非生而知之者。好古敏以求之者也。
子(し)曰(いわ)く、我(われ)は生(う)まれながらにして之(これ)を知(し)る者(もの)に非(あら)ず。古(いにしえ)を好(この)み、敏(びん)にして以(もっ)て之(これ)を求(もと)めたる者(もの)なり。

現代語訳

孔子先生はこのようにおっしゃった。「私は生まれながらにして知っている天才や賢人ではない。歴史と古典を愛好し、気づいたことはすぐに実践して学びを探究をしてきた者だ。」

解説

  • 古(いにしえ)を好(この)み:歴史、古典が好きで
  • 敏(びん):さとい。頭の働きや動作がすばやい。
  • 求(もと)めたる:探究する