論語【述而第七】155. 懸命に学び続ける

孔子先生は、入学金を納めた弟子には出し惜しみしないで全て教える、とおっしゃいます。当時の入学金は束脩(そくしゅう)といって干肉の束を師匠に贈ったそうです。孔子先生の下で学ぶのは、厳しそうですが、それでもうらやましいですね。

Learning with Devotion
Confucius said that he would hold nothing back from any disciple who offered the customary entrance gift. In those days, this “tuition fee” consisted of a bundle of dried meat presented to the master. Studying under Confucius must have been demanding—but still, one can’t help but feel envious.

漢文と書き下し文

子曰、自行束脩以上、吾未嘗無誨焉。 子(し)曰(いわ)く、束脩(そくしゅう)を行(おこな)うより以上(いじょう)は、吾(われ)未(いま)だ嘗(かつ)て誨(おし)うること無(な)くんばあらず。

現代語訳

孔子先生はこのようにおっしゃった。「入学金を受け取った以上は、私はこれまで出し惜しみしないで全て教えてきた。」

解説

  • 束脩(そくしゅう):束ねた干し肉。古く中国で、師に入門するときなどの贈り物としたもの。転じて、入門するときに持参する謝礼。入学金。
  • 誨(おし)うる:教える