述而第七

論語【述而第七】185. 孔子先生は温かく厳しい

孔子先生には春風のような温かさと秋の風のような厳しさの両方があり、威厳はあるけど威張ってはおられず、うやうやしく礼儀正しいけれど窮屈ではありません。相矛盾するものを両方持つ先生の完璧さを、弟子が語った章句でしょうか。Confucius Wa...
述而第七

論語【述而第七】184. 心の在り方に人格があらわれる

孔子先生は人格者は心が落ち着いているからのびのびとしておおらかであるのに対して、人格ができていない人はいつも何かに憂え、おびえてくよくよ、びくびくしている、とおっしゃいます。心の在り方が違うと全く異なる世界にいるかのように何もかも違って見え...
老子 道徳経

老子【徧用第四十三】自分の形を持たない水は入れないところがない

この世で最も柔軟な物質である水は、この世で最も堅い石や岩をも浸食し、穿って形を変えてしまいます。水は形を持たないから、隙間が無いように見えるところでも染み入ってゆくことができます。高いところから低いところへ、他に潤しを与えながらただ流れてゆ...
述而第七

論語【述而第七】183. 贅沢より倹約を

孔子先生は、贅沢をしていると思いあがって高慢になるし、倹約をしていると細かなことにこだわるようになるけれど、高慢になるよりは細かい方がまだよい、とおっしゃいました。質素な暮らしと謙虚な人の在り方を大事とされたのですね。Frugality o...
述而第七

論語【述而第七】182. 困ったときの神頼みはしない

孔子先生が病気になり、重篤な状況になってしまったとき、弟子の子路が心配して、病気平癒のご祈祷をやりましょうと言うと、先生は天地の神々に祈ることであれば私は以前からやっている、とお答えになり祈祷は却下されました。先生は古代人なのにリアリストで...
易経

【易経講話】18. 山風蠱ー敗れ壊れたものを修める

蠱は物事が久しくなって敗れ壊れていろいろな悪い事故が起こること。蠱の字は皿の上にたくさんの虫がいる形。虫がついて腐敗している。泰平が長く続くときは国の内部がだらけて頽廃する。いかなるよい政治、よい制度でも久しくなると色々な弊害が出てくる。蠱...
未分類

論語【述而第七】181. 聖人や仁者を目指して歩む

孔子先生は、ご自身は聖人とか仁者とかいうものには及びもつかないけれども、そこを目指して学び、またその学びを教えて嫌になることはない、それだけは言える、とおっしゃいました。それを聞いた弟子の公西華は、まさにそれこそが私たち弟子には真似できない...
述而第七

論語【述而第七】180. 学びは実践してこそ

孔子先生は、ご自身を省みられて、学問であれば人並にできるけれど、りっぱな人としての行いを常に実践躬行することとなると、なかなか、自分にはできていないと謙虚におっしゃいます。学びは実践すること、自らを省みて行動を変えることが何より大切なんです...
述而第七

論語【述而第七】179. 音楽は和する

音楽好きの孔子先生は、人と一緒に歌を歌うときに、相手が優れた歌い手であると、必ずその人だけでもう一度歌ってもらい、その後にこれに合わせるようにご自分も歌われました。先生の親しみ深いお人柄を感じることができる章句です。Music Is Har...
老子 道徳経

老子【道化第四十二】失えば得て、得れば失う

老子は、万物はみな陰陽を内包してそれを調和させている存在だと言います。だから人を思いやって譲れば失うようでいて周囲の支持や信頼を得ることができるし、自分ばかりが得をしたいと自分が得ることばかりに偏れば周囲からの信頼は失います。強引なものごと...