泰伯第八

論語【泰伯第八】195. 貧困への憎しみと過剰な憎悪は社会を乱す

孔子先生のあげる社会が乱れる原因二つ。ひとつは勇気ある人が貧困を憎むとき。もうひとつは道から外れてしまった人を憎むことの度が過ぎるとき。二千五百年前も現代も人間社会には変わることの無い原理があるのですね。Hatred of Poverty ...
易経

【易経講話】21. 火雷噬嗑-平和を妨げる邪魔者を噛み砕く

噬嗑とは、噛んで合うこと。世の中の平和を妨げる邪魔者を噛み砕いて、世の中が和合一致する。あるものと他のものが合同しようとするときには、必ずその内部かまたは外部かに、合同することに賛成しないものがある。それでも万障を打ち砕いて合同する道を説く...
泰伯第八

論語【泰伯第八】194. 結論に至った経緯と理由を話す

孔子先生は、一般の人に何か理解してもらおうと思ったら、物事の結果だけでなく、なぜその結論になったかの理由、経緯をしっかり説明する必要があるとおっしゃいます。それなくしてただお知らせだけをしても、意図を伝えることが難しいのだと。Explain...
老子 道徳経

老子【洪徳第四十五】満ちていると空に見える

とてもよくできた人物は、一見何か足りないところがあるように見えるけれど、付き合ってみると長く付き合える。宇宙の根源である道のエネルギーに満ちた人は、私心がないから心がからっぽの人に見えるけれど、その働きは尽きることがない。どこまでもまっすぐ...
泰伯第八

論語【泰伯第八】193. 志・礼・音楽――人間完成への道

孔子先生が、人間とはどういう順番で完成するのかをお話されています。まずくもりのない心で志を立てること。次に心のこもった礼を実践できるようになること。礼とは道義をあらわす行動のことで、道義とは道理と正義。道理とは伝統のつくったルール。正義は自...
泰伯第八

論語【泰伯第八】192. 人生とは重い荷物を持って遠いところまで行くようなもの

曾先生(曾子)は、リーダーとして生きることは重い荷物を持って遠いところまで行くようなものだけど、それを引き受けて生きて欲しい、とおっしゃいます。重い荷物とは、リーダーに課せられた仁の体得と実践。リーダーは部下に仁愛をふりそそぐことが役目で、...
禅語

禅語【明珠在掌】たからものは手の中に

明珠在掌(めいじゅざいしょう)たからものは手の中にあるThe treasure is in your hands.表千家不審庵の初釜昨日、表千家不審庵の初釜に行ってきました。初めての初釜参加で、東京の先生とも社中の皆さんとも日時が異なり、一...
泰伯第八

論語【泰伯第八】191. 信頼すべき人間の条件

曾先生が、どんな人間を信じたらいいのか、その基準をお話されています。若くして先代を失った小国の君主を任すことができる人。またその国の命運を託すことができる人。そして国の重大事にあたっても常の冷静さと志を失うことなく泰然自若としている人物。現...
泰伯第八

論語【泰伯第八】190. 顔回は虚しきがごとく、いなすかわす

曾先生(曾子)が亡き友、顔回のことを回想し、あの人はりっぱな人だった、今はああいう人はいないけど、とお話されています。自分は能力があるのに自分より劣る人にもものごとをたずねて確認し、また自分は知識教養が豊かであるのに、そうではない人の声にも...
泰伯第八

論語【泰伯第八】189. 人の上に立つ者の心得三つ

孔子先生の高弟であった曾先生(曾子)の遺言は、人の上に立つ者の心得三つ。ひとつ、自分の姿かたちを整えて粗暴さや傲慢さの無いようにすること。ふたつ、自分の顔色を正しくして信頼感を醸成し、また信頼できる人に近づいてゆくこと。みっつ、言葉づかいは...