泰伯第八

論語【泰伯第八】203. 優れたリーダーは任せるのがうまい

「書経」に登場する古代の聖王のすぐれた治世とは、トップは直接政治に関与せず、全て賢者に任せた上で大所高所からものごとを見ていたことがその偉大さのゆえんである、と孔子先生はおっしゃいます。人の能力を見抜いて人材登用できる洞察力と、優秀な人材を...
泰伯第八

論語【泰伯第八】202. 学びの目的を見失うことを恐れよ

学びは進めれば進めるほどその深遠さに驚嘆する終わりなき探究である、というその気持ちはいいけれども、何のために何を学ぶのかを見失うことを恐れなさい、と孔子先生はおっしゃいます。乱世にあってもより良い政治が行われるように社会に働きかけ、人を育て...
泰伯第八

論語【泰伯第八】201. 孔子先生にも「救えない」人たちとは

情熱的な実行力はあってもその情熱に正直さがないから目的が定まらない人、分かっていないことをひとつひとつ確認する律義さもないからいいかげんになってしまう人、無能であってかつ誠実さもない人。そういう人は、私にはどうすることもできない、と孔子先生...
泰伯第八

論語【泰伯第八】200. 孔子が愛した音楽と礼楽思想

音楽好きの孔子先生が名演奏家の演奏を評して、ひろびろとした音があふれるようだとおっしゃいました。儒家は社会の秩序を定めて行いを戒める礼と、音をもって節度ある心を表わし、人心をやわらげ感化する音楽=楽の「礼楽」を尊重しました。「礼楽」は知識人...
易経

【易経講話】22. 山火賁ー美しく飾る

賁は飾るなりで、美しく飾ること。上の艮の卦は山、下の離の卦は火で、太陽。山が夕日に照らされて美しい色彩を生じている。物を美しく飾るには、まず充実した実質がなければならない。それがなくては虚飾になる。また飾ることは、過剰にならないように適当な...
泰伯第八

論語【泰伯第八】199. 自分の役割を果たす

孔子先生は、自分の担当業務でないのに情報を欲しがったり、業務内容に関わろうとすることは組織を乱す、とおっしゃいます。それぞれが自分の役割を果たすことがまず大事なんですね。Fulfilling Your RoleConfucius said ...
老子 道徳経

老子【儉欲第四十六】満足を知らない罪は大きい

平和な世の中なら農耕に使われる馬が、戦時中には軍用馬となり、全く違う使われ方になります。なぜこのような違いが生ずるのか。満足を知らない誰かのもっともっと得たいという強欲によって、戦争のようなわざわいが引き起こされる。だから強欲より大きな罪は...
泰伯第八

論語【泰伯第八】198. 道義にかなった生き方をする

孔子先生は道義の大切さを固く信じて学ぶことを好み、命をかけて道義にかなった生き方をして社会をより良くすることが人の身の立て方であるとお話されています。学びには体験が重要で、やるせない、上手くいかない経験から道義を学ぶ。家庭や職場などの組織、...
泰伯第八

論語【泰伯第八】197. 悠然として待つ

孔子先生は、三年の長きにわたって勉強しても、まだ仕事に就くことができなくて、それでも悠然としている、そういう人は得難いとおっしゃいます。自分が認められるかどうかというときに焦ることなく、なぜ認められないのか考えることが重要なんですね。Wai...
泰伯第八

論語【泰伯第八】196. 出し惜しみせずに教える

孔子先生は誰にでも物惜しみすることなく道義を説きました。もし、古代の聖人である周公のような素晴らしい才能の持ち主だったとしても、傲慢で、人に何か教えるときに全部は教えずに出し惜しみするような人間であれば、それ以上見るまでもなく、評価できない...