雍也第六

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論語【雍也第六】127. 共感できない上司には仕えない

魯国で君主以上の権勢を誇る季氏(きし)が、孔子の弟子の閔子騫(びんしけん)のところに使者を使わして閔子騫を自分の領地の役人に任命しようとしています。孔子の教えを受けて礼を重んじる閔子騫は、君主以上の権勢をふるう季氏には懐疑的です。そこでこの...
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論語【雍也第六】126. 政治の要点は技術ではない

魯の家老である季康子が、孔子先生の三人の弟子である子路、子貢、冉有について「政治の職につかせることのできる人物ですか」と質問します。先生は、子路は果敢であり、子貢は物事に通じており、また冉有は多才であるので、政治の仕事くらい何でもありません...
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論語【雍也第六】125. 自他非分離の仁は継続が大事

孔子先生は、他への慈愛、思いやりを示す「仁」は継続が大事だと言います。1日だけ、1ヵ月だけなら頑張ればできる人もいるけれど、長く継続することは先生の弟子たちにもなかなかできません。唯一の例外が顔回で、三か月の間、仁の心を継続したと先生に評価...
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論語【雍也第六】124. 生まれを気にするより人格を磨きなさい

孔子先生は、自分の出自がいやしいことを気にしている弟子の仲弓に、「気にするな」とおっしゃっています。才能を認めている弟子に、生まれや育ちはどうでもよく、君自身がどういう人間であるかが問題なんだと。春秋時代の中国といえば血族主義が当たり前です...
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論語【雍也第六】123. 切迫している人々には援助をゆきわたらせ、金持ちには上乗せしない

「切迫している人々には援助があまねくゆきわたるようにし、金持ちには上乗せしない」。これが孔子先生が他を援助するときの原則です。困っている人に分け与える資質のある人にはたくさんあげるけど、自分のために使う金持ちにはそれ以上の援助はいらないとい...
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論語【雍也第六】122. 怒りは自制し、過ちは繰り返さない

孔子先生は、学びの根本は「怒(いか)りを遷(うつ)さず、過(あやまち)を弐(ふたた)びせず」だとおっしゃいます。意味は、八つ当たりしないこと。つまり嫌なことがあったら不機嫌になってしまようなことがないこと。また自分の過ちに気付いたら、それを...
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論語【雍也第六】121. 天を敬い慎む心で大切なことを選ぶ

孔子先生は、弟子の仲弓は君子の器であるとおっしゃいます。その理由は、政治の行い方として、天への敬いの心を持って、統治の実際は簡潔であるなら良いが、心も簡潔、行いも簡潔では、簡潔にすぎると分かっていたから。孔子先生の考える政治課題の優先順位づ...