子罕第九

子罕第九

論語【子罕第九】209. 倹約なら今風もよい

孔子先生は、古代王朝である周の礼法を理想と考えています。でも例えば節約のために冠の素材を変更して礼法を簡素化することには賛成です。一方、君主に対して堂下からではなく、堂に上がって君主と同じレベルで礼をするような変更は驕りなので、たとえそれが...
子罕第九

論語【子罕第九】208. 孔子先生はマルチタレント

ある村人が、孔子先生について、偉大な方だが、博学すぎて何の専門家なのかわからない、と言いました。先生はこれを聞くと弟子たちに、では何の専門家になろうか、馬術にするか、弓にするか。やはり馬術か、とおっしゃいました。世の中で評価されやすいのは専...
子罕第九

論語【子罕第九】207. 孔子先生の教えは言葉より実践

孔子先生は利益、運命、仁についてはめったにお話をされなかったといいます。利益は「先義後利」で、自分の役割である義を果たすことが先で、利益はその結果にすぎないから。運命は甘んじて受けるものではなく、自分で切り開く「立命」が儒家の眼目ですが、立...