里仁第四

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論語【里仁第四】92. 茫然自失は恥ずかしい

孔子先生の若い弟子で文学に優れた子游さんは、茫然自失は恥ずかしいよ、と教えてくれます。ばたばたとあわてふためいた対応では上司からは「とても大きな仕事は任せられない」と軽くみられてしまうし、友人からも距離を置かれてしまいます。冷静さを失うこと...
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論語【里仁第四】91. 感謝の人間関係は人生の喜びをつくる

孔子先生は、徳のある人は孤立することがなく、かならず共鳴する隣人が現れるとおっしゃいます。徳とは自己の最善を他者に尽くすことで、するとありがとうの人間関係ができるから、周囲に協力者、支援者がいつも必ずいる状態になるというのです。感謝の人間関...
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論語【里仁第四】90. 言葉の巧みさより行動の迅速さ

孔子先生は言葉巧みであることを評価しません。それよりも、行動が敏速であることがりっぱな人の条件です。「巧言(こうげん)令色(れいしょく)、鮮(すくな)いかな仁(じん)」(【学而第一】3. 本音で話す)、「先(ま)ず其(そ)の言(げん)を行(...
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論語【里仁第四】88. できないことは言わない

孔子先生は、昔の人が軽々しくものを言わなかったのは、言動が一致しないことを恥じたからだとおっしゃいます。自分ができないことを軽々しく言ってはいけないんですね。“Be Mindful of What You Say”Confucius sai...
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論語【里仁第四】87. 両親の年齢を記憶する意味

孔子先生は、両親の年齢はよく記憶しておきなさいとおっしゃいます。それはひとつには、その年齢まで両親が健在であることを喜ぶためであり、もうひとつには両親の老いをおそれ慎むためであると。二千五百年前も今も、私たちは大切な家族から生きる時間には限...
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論語【里仁第四】86. 三年の恩返し

人は生まれた後、「三年父母の懐を免れず」といいます。誰しも手塩にかけて育ててくれる人がいてはじめて、大きくなることができました。孔子先生は、父親の喪中の三年間は父のやり方を変えないのは親孝行だとおっしゃいます。育てていただいたご恩があるから...
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論語【里仁第四】85. 親には心配をかけない

孔子先生は、親の存命中は遠方への旅行はさけるべきだとおっしゃいます。 もし行く場合には行方を明らかにすべきであると。二つのことを思います。 まず、孔子先生の時代には遠方への旅行は大きなリスクを伴い、また旅先で行方を明らかにすることも場合によ...
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論語【里仁第四】84. 親を敬う

孔子先生が両親との接し方を教えてくださいます。「親を注意するときは、気持ちを傷つけることのないようにさりげなく。 従ってもらえなくても、敬う心は忘れない。 大変でも、うらまない。」人間関係はまず家の中で学ぶ。親を注意するときにさりげなく、相...
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論語【里仁第四】83. 出会う人皆師

孔子先生は、出会う人、出会う人、全ての人から学んでいます。自分より優れた人を見ては自分もああなりたいと願い、ちょっとどうかなと思う人を見ては自分にも同じような所はないかと内省する。反面教師からも、案外学べるものですよね。"Everyone ...
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論語【里仁第四】82. 利害より正しい道かをすぐ考える

孔子先生は、りっぱな人は何事もすぐ道義にかなっているかをまず考え、そうでもない人は何事もすぐ利害関係で考えてしまう、とおっしゃいます。道義にかなうかとは、人として正しい道なのかを判断するということ。その時その時で右にも左にもかたよることなく...