論語

公冶長第五

論語【公冶長第五】117. 自分をつくらない

孔子先生は、表面的に上手くものを言うこと、つくりものの表情、見せかけの礼儀正しさは恥ずかしいとおっしゃいます。また、本当は心に怨みを持っているのに、それを隠して友として付き合うことも恥ずかしいと。心の底から思うことを大切に、素直に生きること...
公冶長第五

論語【公冶長第五】116. 正直者はとりつくろわない

正直であるためには、とりつくろったらいけないと孔子先生はおっしゃいます。自分が持っていないものを人から請われたら、無いものは無い、知らないものは知らないと言うことも大切です。The Honest Don’t PretendConfucius...
公冶長第五

論語【公冶長第五】115. 悪事を諫めても根に持たず、人は怨まない

伯夷(はくい)・叔斉(しゅくせい)は古代中国の高名な隠者の兄弟で、周の武王が主である殷の紂王を討ったことを諫め、周の穀物を食べることを恥として山に隠棲し、餓死しました。孔子先生は伯夷と叔斉は、過去の悪事を根に持つことはなく、悪事を諫めてもそ...
公冶長第五

論語【公冶長第五】114. 孔子先生は人に仕えるより人を育てたい

孔子先生は諸国遍歴をして、陳にいらっしゃいました。そこで祖国である魯へ「帰ろう、帰ろう」とおっしゃっています。帰りたい理由は、祖国に残してきた弟子たちの教育に使命と情熱を感じているから。諸国遍歴をしても仕官したい諸侯もいない切なさと、一方で...
公冶長第五

論語【公冶長第五】113. 愚直に信念を生きる

孔子先生は、ご自身が生きた時代の約1世紀前の隣国、衛の政治家であった甯武子(ねいぶし)の生き方を評価しています。政治が正しく行われている間は活躍しましたが、国政が乱れた時代は一線を退き、周囲からは愚かと評価されても愚直に自分の信念を貫きまし...
公冶長第五

論語【公冶長第五】112. 二度考えれば実行してよい

漢文と書き下し文季文子三思而後行。子聞之曰、再斯可矣。 季文子(きぶんし)は三(み)たび思(おも)いて而(しか)る後(のち)に行(おこな)う。子(し)、之(これ)を聞(き)きて曰(いわ)く、再(ふたた)びせば斯(こ)れ可(か)なりと。現代語...
公冶長第五

論語【公冶長第五】111. 子張、仁を探究する

いつも孔子先生に興味深い質問をしてくれる弟子の子張(しちょう)さんが、今日は先生に「仁」についておうかがいしたいと考えています。そこで他国の政治家二人の行動を例にとってその人が仁者といえるのかを質問しますが、孔子先生はいずれも「わからないが...
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論語【公冶長第五】110. 身分相応は大事

身分不相応なものを持っている人は知者とはいえない。孔子先生はこういう人が嫌い。"Living in Accordance with One's Status is Important”A person who possesses somet...
公冶長第五

論語【公冶長第五】109. 人付き合いの要点は尊敬を忘れないこと

斉の名宰相といわれた晏平仲は、長く付き合っても相手への敬意を失うことがなく、人付き合いの要点を心得ていた、と孔子先生はおっしゃいます。荘子にも、「君子の交わりは淡きこと水のごとし」とあり、だからこそ付き合いが長く続く、甘酒のようなべたべたし...
公冶長第五

論語【公冶長第五】108. リーダーの4つの道は恭・敬・恵・義

孔子先生が、一世代前の政治家子産(しさん)を評して、りっぱなリーダーとしての四つの道を守っていた、とおっしゃいます。①立ち居振る舞いが謙虚でうやうやしかった。 ②上司には敬意をもって仕えた。 ③思いやりを持って民を養った。④民を使役に使うと...