論語

述而第七

論語【述而第七】168. 孔子先生が語らなかったこと

孔子先生は、怪談、武勇伝、それから不道徳なことや神秘的なことは決してお話されなかったといいます。慎重に言葉を使われる方でしたから、不確かなことはおっしゃらなかったのですね。What Confucius Did Not Speak OfIt ...
述而第七

論語【述而第七】167. 才能よりも学びつづけることが大切

孔子先生は、自分は生まれながらの天才とか賢人とかではない、ただ古典を愛好し、そこから得た気づきはすぐに実践し、学びを探究してきた者だ、とおっしゃいます。もともと才能があったということではなく、学びと実践を繰り返し、継続することで今の自分があ...
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論語【述而第七】166. 食事も忘れて楽しみ老いに気付かない

弟子の子路が、孔子の人となりを隣国の高官から質問されますが、上手く答えることができませんでした。それを知ると先生は、あの人は、これだと思うと食事も忘れて熱中し、楽しいと心配事も忘れ、自分が老いてゆくのにも気づかないような、そんな人ですと、こ...
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論語【述而第七】165. 伝統を重んじ神に通じる言葉を話す

孔子先生は、普段は出身地魯の方言でお話をされていました。しかし詩経や書経についてお話されるとき、また儀式を執り行うときには雅言(がげん)と言われる伝統的な標準語でお話され、格式を示されました。祝詞のように神に通ずる言葉がみやびな言葉、雅言で...
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論語【述而第七】164. 宇宙の原理原則を易経に学ぶ

孔子先生は50歳になる頃には「易経」を研究していたい、そうすれば大きな過ちを犯すことがなくなるだろう、とおっしゃっています。易経は古代中国で占いの書として始まり、孔子の時代には陰陽の変化の原理を示す哲学書として発展しました。肉体が衰える50...
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論語【述而第七】163. 質素でも心が安定していれば人生は満ちる

孔子先生は、粗食で水を飲んで肘を枕にして寝るような質素な生活をしていても、楽しみはその中にあるが、逆に筋道の通らない不正なことをして金持ちになったり高い地位を得るようなことは空に浮かぶ雲のようにはかない、とおっしゃいます。自分の信念を生きる...
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論語【述而第七】162. 仁を貫く生き方が重要

祖国魯での政治改革で失脚した孔子先生は、弟子と共に亡命して隣国の衛にいらっしゃいます。しかし衛でも政治は混乱しており、弟子たちは衛の君主を仁義に欠けた人物であると考えています。行政手腕に優れた弟子の冉有は「先生は衛の君主をお助けになるのであ...
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論語【述而第七】161. 感動にあふれた人生を生きる

孔子先生は、招かれて隣国の斉に滞在された頃、雅楽を聞く機会があり、その音楽のあまりの美しさに感動し、何か月も当時の大ご馳走であった肉の味もわからなかったほどでした。そして、音楽を作るということがこのような高い境地に至るとは思ってもみなかった...
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論語【述而第七】160. お清め、戦争、病気は慎重に扱う

孔子先生が慎重に扱われ、言葉で軽々しくおっしゃることのなかったものは、神聖な儀式の前の心身のお清め、戦争、病気の三つです。古代には神事の前には飲食を慎む期間があり、さらに冷水を浴びて心身を清めてから祭祀を行ったのですね。Purificati...
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論語【述而第七】159. 富貴貧賤は天が決める

孔子先生にとっては富貴貧賤は天が決めるもの。また富とは求めるものではなくて結果として得るもの。求めて富を得るのが正当なやり方なら卑しい仕事でもやるけど、そうでないなら自分の信条に従って私は生きよう、とおっしゃっています。信条に従って自分で本...