論語

論語

論語【里仁第四】86. 三年の恩返し

人は生まれた後、「三年父母の懐を免れず」といいます。誰しも手塩にかけて育ててくれる人がいてはじめて、大きくなることができました。孔子先生は、父親の喪中の三年間は父のやり方を変えないのは親孝行だとおっしゃいます。育てていただいたご恩があるから...
論語

論語【里仁第四】85. 親には心配をかけない

孔子先生は、親の存命中は遠方への旅行はさけるべきだとおっしゃいます。 もし行く場合には行方を明らかにすべきであると。二つのことを思います。 まず、孔子先生の時代には遠方への旅行は大きなリスクを伴い、また旅先で行方を明らかにすることも場合によ...
論語

論語【里仁第四】84. 親を敬う

孔子先生が両親との接し方を教えてくださいます。「親を注意するときは、気持ちを傷つけることのないようにさりげなく。 従ってもらえなくても、敬う心は忘れない。 大変でも、うらまない。」人間関係はまず家の中で学ぶ。親を注意するときにさりげなく、相...
論語

論語【里仁第四】83. 出会う人皆師

孔子先生は、出会う人、出会う人、全ての人から学んでいます。自分より優れた人を見ては自分もああなりたいと願い、ちょっとどうかなと思う人を見ては自分にも同じような所はないかと内省する。反面教師からも、案外学べるものですよね。"Everyone ...
論語

論語【里仁第四】82. 利害より正しい道かをすぐ考える

孔子先生は、りっぱな人は何事もすぐ道義にかなっているかをまず考え、そうでもない人は何事もすぐ利害関係で考えてしまう、とおっしゃいます。道義にかなうかとは、人として正しい道なのかを判断するということ。その時その時で右にも左にもかたよることなく...
論語

論語【里仁第四】81. 仁とはまごころから他を思いやること

孔子先生が、弟子の曾子(そうし)さんと話しています。曾子は、孔子より親子以上に若い弟子ですが、孝の道に優れ、『孝経』や『大学』の著者といわれています。また孔子の孫である子思(しし)を弟子とし、孟子は子思の弟子であったと言われていますから、儒...
論語

論語【里仁第四】80. 一歩一歩、実力をつける

自分に社会的地位がない、周囲にいまひとつ認められていないと心配するのはやめなさい、と孔子先生はおっしゃいます。それより、地位を与えられ、周囲に認められる実力が自分にあるのか、そっちを心配しなさいと。孔子先生は、「あなたは、りっぱな人になった...
論語

論語【里仁第四】79. 組織を治めるには秩序と譲り合い

孔子先生は、組織運営に必要なのは、「礼譲(れいじょう)」であるとおっしゃいます。「礼」のしめすへんは祭壇や神様へのお供え物の台をあらわし、神様を祭る儀式の儀礼の意味からはじまり、宮廷儀礼や階級の定め、さらには国家運営のための制度全体を意味し...
論語

論語【里仁第四】78. 利益を得るプロセスが大事

利益の「利」はのぎへんに刀でできた漢字です。穀物を刃物で刈り取るので「鋭利」という意味があり、また収穫を得るので利益、もうけといった意味があります。穀物を刈るとは、考えてみると、土を耕し、種をまいて、苗から穀物を手塩にかけて大切に育てるとい...
論語

論語【里仁第四】77. リーダーは徳を実践してルールを尊重する

孔子先生は、リーダーと一般の人々では興味関心が違うのだと言います。立派なリーダーは徳の実践を大事だと思っていますが、一般の人々は自分の家財が大事です。立派なリーダーはルール違反をおそれて常に気にしていますが、一般の人々は恩恵が得られるかどう...