公冶長第五

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論語【公冶長第五】100. 三人の弟子は仁者であるかわからない

孔子先生は、親交のあった魯の大夫の孟武伯(もうぶはく)から、先生の三人の弟子は仁者ですかと質問を受けます。先生は、子路(しろ)は大国の軍事大臣、冉有(ぜんゆう)は村長さんか大夫の執事、公西赤(こうさいせき)は朝廷で外国からの賓客対応ならでき...
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論語【公冶長第五】99. 勇気だけではものごとは動かない

孔子先生は、ご自分の理想とされる政治は行われないから、いっそのこといかだを浮かべて海に出ようか、そのとき私についてくるのは弟子の子路であろう、とおっしゃいます。このように言われて子路はあまたの弟子から自分が選ばれた!と大喜びですが、孔子先生...
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論語【公冶長第五】98. 孔子先生は純朴さを評価する

孔子先生が弟子の漆彫開(しっちょうかい)を仕官させようとすると、漆彫開は「まだ自信がありません」と答えます。すると孔子先生はその答えを喜んだというのです。なぜでしょうか。こうしたところで先生の価値観が俗人と異なることが分かります。孔子は純朴...
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論語【公冶長第五】97. 言葉数が多いのは危うい

ある人が孔子先生の弟子の雍(よう)さんのことを評して、「雍さんは仁者だけれども、残念なことに話すのが上手くない」と言うと、孔子先生は、「なぜ上手く話す必要があるのか。人と言い争って言葉巧みに相手を打ち負かしてしまえば、人に憎まれることもある...
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論語【公冶長第五】96. 子貢は「高貴な器」

孔子先生には三千人の弟子がいたと言われていますが、その中でも論語への登場回数も多く、孔門十哲にも数えられている子貢(しこう)さんは、エリートです。それでも、孔子先生にどう評価されているか気になるらしく、「私はいかがでしょうか」と先生に直接お...
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論語【公冶長第五】95. りっぱな人の真似をする

孔子先生は、周囲の立派な人の真似をすることで自らも人格形成をすることができるとおっしゃいます。学ぶことは真似ること。立派な人に出会って感化されるのは感じて化けるということ。だから周囲にどのような人がいるか、誰と付き合うかは大事ですね。"Th...
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論語【公冶長第五】94. 婿選びの基準は「乱世でも生き抜く力」

孔子先生が、今度は自分の姪の婿を、自分の弟子の中から選びます。選ばれたのは南容(なんよう)。選抜理由は、もし国が安定していれば用いられる人物であるし、不安定な社会においても刑罰を受けることはない人物だからと。南容は人間性、社会性に優れていて...
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論語【公冶長第五】93. 花嫁の父として信頼できる婿とは

孔子先生がご自身の大事な娘を嫁がせるべき人物を、自分の弟子の中から選びました。選ばれた弟子の公冶長(こうやちょう)には何と、投獄された前科があるのです。しかし孔子先生は、「本人の罪じゃなかったんだ」とおっしゃって娘を嫁がせました。人間観察は...