公冶長第五

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論語【公冶長第五】120. 孔子先生は学びを好む

家十軒の小さな村にも自分と同じくらい誠実に生きている人はいるだろうけど、私ほど学を好む人はいない、と孔子先生はおっしゃいます。孔子先生の学とは、「大学の道は明徳を明らかにするにあり」でしょう。学びとは、自分が天から得て生まれてきた人間性、天...
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論語【公冶長第五】119. 上手く行かないときは内省して自分が変わる

孔子先生が自己を向上させる秘訣を教えてくださっています。それは、自分の失敗はしっかりと見つめ、自分の何が悪かったのかを内省により明らかにして、二度と繰り返さないこと。失敗は向上の絶好のチャンス。「仕事は、辞めたいときが伸びるとき」は我が師、...
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論語【公冶長第五】118. 志とはあなたの心が向かうところのこと

本日の章句では孔子先生、顔淵、子路という論語の主要登場人物が、それぞれの志を語っています。子路の志:車や馬などの乗り物や軽くて暖かい皮の上着などの衣服を朋友と共有し、使い古してダメになっても何とも思わないこと。顔淵の志:善を行って自慢しない...
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論語【公冶長第五】117. 自分をつくらない

孔子先生は、表面的に上手くものを言うこと、つくりものの表情、見せかけの礼儀正しさは恥ずかしいとおっしゃいます。また、本当は心に怨みを持っているのに、それを隠して友として付き合うことも恥ずかしいと。心の底から思うことを大切に、素直に生きること...
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論語【公冶長第五】116. 正直者はとりつくろわない

正直であるためには、とりつくろったらいけないと孔子先生はおっしゃいます。自分が持っていないものを人から請われたら、無いものは無い、知らないものは知らないと言うことも大切です。The Honest Don’t PretendConfucius...
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論語【公冶長第五】115. 悪事を諫めても根に持たず、人は怨まない

伯夷(はくい)・叔斉(しゅくせい)は古代中国の高名な隠者の兄弟で、周の武王が主である殷の紂王を討ったことを諫め、周の穀物を食べることを恥として山に隠棲し、餓死しました。孔子先生は伯夷と叔斉は、過去の悪事を根に持つことはなく、悪事を諫めてもそ...
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論語【公冶長第五】114. 孔子先生は人に仕えるより人を育てたい

孔子先生は諸国遍歴をして、陳にいらっしゃいました。そこで祖国である魯へ「帰ろう、帰ろう」とおっしゃっています。帰りたい理由は、祖国に残してきた弟子たちの教育に使命と情熱を感じているから。諸国遍歴をしても仕官したい諸侯もいない切なさと、一方で...
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論語【公冶長第五】113. 愚直に信念を生きる

孔子先生は、ご自身が生きた時代の約1世紀前の隣国、衛の政治家であった甯武子(ねいぶし)の生き方を評価しています。政治が正しく行われている間は活躍しましたが、国政が乱れた時代は一線を退き、周囲からは愚かと評価されても愚直に自分の信念を貫きまし...
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論語【公冶長第五】112. 二度考えれば実行してよい

漢文と書き下し文季文子三思而後行。子聞之曰、再斯可矣。 季文子(きぶんし)は三(み)たび思(おも)いて而(しか)る後(のち)に行(おこな)う。子(し)、之(これ)を聞(き)きて曰(いわ)く、再(ふたた)びせば斯(こ)れ可(か)なりと。現代語...
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論語【公冶長第五】111. 子張、仁を探究する

いつも孔子先生に興味深い質問をしてくれる弟子の子張(しちょう)さんが、今日は先生に「仁」についておうかがいしたいと考えています。そこで他国の政治家二人の行動を例にとってその人が仁者といえるのかを質問しますが、孔子先生はいずれも「わからないが...