述而第七

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論語【述而第七】174. 欲望はほどほどに

孔子先生は、釣り竿で魚釣りをすることはあっても、いくつも釣り針をつけたはえなわで一度にたくさんの魚を獲ることはされませんでした。また矢に糸をつけたいぐるみで鳥を射ることはあっても、巣で寝ている鳥を射ることはされなかったといいます。狩りはする...
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論語【述而第七】173. 心と金銭物質を連動させない

孔子先生は、この頃は、聖人といえるほど立派な人はいなくなったけど、君子といえるような人に会うことができれば満足だ、とおっしゃいます。また、善人といえるほどの人はいないけれども、心の安定した人に会うことができればそれでよい、とも。心を安定させ...
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論語【述而第七】172. 教えの要点は文・行・忠・信

孔子先生の教えの要点は、文・行・忠・信の四つであったといいます。文とは古典を読んで学ぶこと。行は学びを実践すること、忠は真心で生きること、信は言行に嘘偽りのないこと。何でも真心をこめてを訓練づけると当たらずとも遠からずとなり、信が厚くなりま...
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論語【述而第七】171. 教えは行動で示す

孔子先生は、弟子たちに向って、あなたたちは、私があなたたちには教えずに隠していることがあると思っているのか、そんなもの何もありませんよ、とおっしゃいます。何かするときにはいつもあなたたちと一緒にではないか、それが私という人間なのだと。弟子た...
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論語【述而第七】170. 天は私に徳を広める使命を授けた

孔子先生は祖国の魯で政治的に失脚した後、諸国を巡歴し、自分のアドバイスを受け入れる国を探していましたが、宋では国防大臣の桓魋(かんたい)に命を狙われたことがありました。逃げて欲しいという弟子に、「天は私に、この世に徳を広めるという使命をお与...
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論語【述而第七】169. 誰からでも学ぶことができる

孔子先生は、三人の人が一緒に行動すれば、必ずその中で自分の先生を見つけることができる、といいます。善い人は見習い、善くない人であれば自分にも同じようなところが無いか反省して行動を変えることができるからです。確かに反面教師からは何をすべきでな...
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論語【述而第七】168. 孔子先生が語らなかったこと

孔子先生は、怪談、武勇伝、それから不道徳なことや神秘的なことは決してお話されなかったといいます。慎重に言葉を使われる方でしたから、不確かなことはおっしゃらなかったのですね。What Confucius Did Not Speak OfIt ...
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論語【述而第七】167. 才能よりも学びつづけることが大切

孔子先生は、自分は生まれながらの天才とか賢人とかではない、ただ古典を愛好し、そこから得た気づきはすぐに実践し、学びを探究してきた者だ、とおっしゃいます。もともと才能があったということではなく、学びと実践を繰り返し、継続することで今の自分があ...
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論語【述而第七】166. 食事も忘れて楽しみ老いに気付かない

弟子の子路が、孔子の人となりを隣国の高官から質問されますが、上手く答えることができませんでした。それを知ると先生は、あの人は、これだと思うと食事も忘れて熱中し、楽しいと心配事も忘れ、自分が老いてゆくのにも気づかないような、そんな人ですと、こ...
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論語【述而第七】165. 伝統を重んじ神に通じる言葉を話す

孔子先生は、普段は出身地魯の方言でお話をされていました。しかし詩経や書経についてお話されるとき、また儀式を執り行うときには雅言(がげん)と言われる伝統的な標準語でお話され、格式を示されました。祝詞のように神に通ずる言葉がみやびな言葉、雅言で...