八佾第三

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論語【八佾第三】46. 孔子先生の嘆き

孔子先生の時代への嘆きは止まりません。先日の章句で、庭で天子しかできないはずの舞いのお祭りをしていた家老の季氏(きし)が、今度は山の神を祭る名山である泰山(たいざん)に旅行しようとしています。孔子門下には季氏に仕えていた弟子の冉有(ぜんゆう...
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論語【八佾第三】45. 中華思想と周辺諸国

本日の章句は、解釈が時代により変化しています。中華思想と、周辺の異民族=夷狄(いてき)をどのように見たのかが時代により変化したことが分かり、興味深いですね。三国時代には今日の章句は「未開の周辺諸国に君主がいても、中華の諸国に君主がいない状況...
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論語【八佾第三】44. 礼には心をこめる 2

礼の根本とは何ですか、と弟子の林放(りんぽう)に質問された孔子先生は、大きな問いだなあ、とおっしゃいました。ここでは礼とは儀式などを行う礼儀作法のことで、それを行うことで社会の秩序を守ることを孔子先生は重視していらっしゃいます。なお孔子先生...
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論語【八佾第三】43. 礼には心をこめる

本日もまた「礼」について。礼には心がこもっていないと意味が無い、と孔子先生はおっしゃいます。礼は理(ことわり)。物事の筋道、秩序を定めることで、礼儀作法はその一部でした。また音楽を奏でること、楽器によるアンサンブルや合唱は秩序を守る訓練と考...
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論語【八佾第三】42. 礼は理(ことわり):制度、組織、秩序を定める その2

本日もまた、孔子先生はお怒りです。今度は、魯(ろ)の国で有力な三家が、そのお屋敷で天子のお祭りのときに歌う歌を歌って儀式をとりおこなっているというのです。部下なのに、上司がやるべきことを勝手にやっているということで、このように秩序を乱すこと...
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論語【八佾第三】41. 礼は理(ことわり):制度、組織、秩序を定める

本日の孔子先生はお怒りになっています。権勢を誇っている季氏(きし)が、天子しかできないはずの舞の儀式を庭でやっていたというのです。このようなことが許されるわけない、と。え、踊りを庭でやるくらい良いのでは、と現代人の私たちは思ってしまいそうで...