論語【公冶長第五】119. 上手く行かないときは内省して自分が変わる

孔子先生が自己を向上させる秘訣を教えてくださっています。それは、自分の失敗はしっかりと見つめ、自分の何が悪かったのかを内省により明らかにして、二度と繰り返さないこと。失敗は向上の絶好のチャンス。「仕事は、辞めたいときが伸びるとき」は我が師、田口先生の名言。

When Things Aren’t Going Well, Reflect and Change Yourself
Confucius taught us the secret to self-improvement: to examine our failures honestly, reflect on what went wrong within ourselves, and ensure we don’t repeat them. Failure is a golden opportunity for growth. As my mentor, Taguchi Sensei, once said: “Growth begins when you feel like quitting your job.”

漢文と書き下し文

子曰、已矣乎、吾未見能見其過、而内自訟者也。 子(し)曰(いわ)く、已(や)んぬるかな、吾(われ)未(いま)だ能(よ)く其(そ)の過(あやま)ちを見(み)て、内(うち)に自(みずか)ら訟(せ)むる者(もの)を見(み)ざるなり。

現代語訳

孔子先生はこのようにおっしゃった。「なんたることか。私は、自分の過ちをしっかり見つめて、自分が何を間違ったのか、しっかり内省する者を見たことが無い。」

解説

  • 已(や)んぬるかな:慨嘆(がいたん・うれいなげくこと。憤りなげくこと)・絶望の辞。もう今となってはどうにもしかたがない。もうおしまいだ。
  • 訟(せ)むる:責める